相手の思考に合わせてコミュニケーションを取ると、
なぜかコミュニケーションを取りやすくなります。
その結果、信頼関係を築きやすくなり、
コミュニケーションの質を高めてくれます。
どうしてだと思いますか?
実は、人の思考には傾向があります。
人生の体験や経験に基づいた思考の傾向です。
前回も少しご紹介しましたが、NLPのメタプログラムなどでは、
目的思考型や問題回避型というものがあります。
例えば、仕事に対しては常に前に進みながら、
達成することにやりがいを感じている人がいれば、
(NLPのメタプログラムの目的思考型です)
その逆に、失敗を恐れ、ミスをしないことを大切にして、
日々の仕事に取り組んでいる方もいらっしゃいます。
(NLPのメタプログラムの問題回避型です)
このように、人により思考の傾向が違います。
また、何に対してということを考えると複雑になります。
そこでNLPのメタプログラムを使い、どんな時に、
どのような思考の傾向があるかを知ることができます。
すると、自分に似た人は心地よいのと同じで、
相手の思考の傾向に合わせた言葉・使い方・表現を心がけるだけで、
相手にしてみると心地よい、または違和感のない状態を作ることができます。
逆に思考の傾向と違う場合、ミスマッチを起こし、違和感を感じます。
ひどい場合は、あなたが話す内容に関係なく、相手は不快感を感じることもあります。
それくらいコミュニケーションにおいて、
人の思考に合わせるということが大切な取り組みになります。
相手の思考、感情、ビリーフなどには、
理由があります。そして、その理由とは肯定的な理由と言われています。
そして、肯定的な理由とは、あなたにとって肯定的意図な理由です。
これをNLPでは肯定的意図と呼んでいます。
以前から何回か、ご紹介していますが、交流分析やNLPなどを
始めとした学びを深めていく中で、相手の傾向や状態を知る
ということは、とても大切なことです。
なぜならば、相手を知ること、理解すること、寄り添うこと、
共感すること、受け入れることが出来るかなどにつながるからです。
では、今回のテーマに入ります。
なんとなくでもいいですので、思考や行動、言葉もそうですが、
それらには、肯定的な理由があることをお知りになると、いいかもしれません。
例えば、このようなケースがありました。
虚勢を張り、周りの人を威圧してしまっているだ男性がいらっしゃいました。
実は、ここには理由がありました。
どうして、虚勢を張ったと思いますか?
何が、男性をそのような行動に駆り立てているのでしょうか?
この男性の場合は、心の痛みを隠すためでした。
空虚感、寂しさ、を紛らわして生きていくために必要でした。
なぜ、それが肯定的意図なのでしょうか?
それは、そうしないと心が辛いからです。
つまり、肯定的意図とは、あなたを守ってくれています。
その守り方はいろいろですが、そういうものです。
では、ご質問です。
あなたは、何か変えたい行動や習慣、思考や感情はありますか?
そこには、どのような理由があるのでしょうか?
そして、自分や他者の肯定的意図を知ることで、関わり方に変化が出てきます。
交流分析やNLPなどを学ぶことで、人の気持ちがわかるようになります。
分かるようになるというと語弊があります。わかろうとしないと
わかりませんので、人間心理を理解しやすくなる。と言ったほうが
良いかもしれません。
共通していることは、人の心の状態や傾向を知ることができる
ツールになるということです。簡単な質問をしてみます。
例えば、目の前にいる人の気持ちを今まで以上に、
理解し、共感でき、洞察できるようになったとしたらいかがでしょうか?
それが可能になるのが、交流分析やNLPでもあります。
でもありますというのは、他にも素晴らしいツールはたくさんあるからです。
どのツールもしっかりと体系化されているものであれば使えます。
では、どのように使いこなして結果を出すことができるのでしょうか?
それは使い込むことです。使っていくうちに当たり前に使いこなせるように
なってきます。それまでは、基本を意識しながら、使い込んでいきます。
ただし、使い込むといっても、無理に使うのではなく意識を向ける形です。
それを積み重ねていくうちに、確実に自分のものになってきます。
すると、自然にそのツールを元に思考することが出来ます。
・今、この人はどういう思考をしているのか?
・今、この人はどのような心理状態だろうか?
・どんなことにやる気を出す傾向が有るのか?
・何を大切にしているのだろうか?
などの、相手のことが分かるようになってきます。
ですので、こういった交流分析やんを始めとするツールを
学ぶことは有意義なことです。
毎日行なっていることで、必ずやっていることは何ですか?
一日の時間の使い方をどうしているのかは大切です。
もっと大切なのは、目的にあった時間の使い方をしているか?
目的に役立つ時間の使い方をしているか?
ということが大切になります。
結果を出している方に共通しているのが、
フィードバックです。
毎日、どれだけ自分の為にフィードできているか?
というのがとても大切です。
一日が終わった時、何かミスを起こした時、
お客様とのプレゼンが終わった時など、
結果を出している方は、常にフィードバックしています。
「失敗はない、ただフィードバックがあるだけ」
という言葉はNLP心理学で学ぶ言葉です。
そのまま、考え方にも通じます。
この考え方を学ぶことで、何が得られるのかといいますと、
行動して得られるのが結果です。結果として望ましくないものや
上手くいかなかった結果に関しては、そこから学びます。
2度、同じ失敗をしないようにする
・さらにステップアップするきっかけを手に入れる
という目的の為です。
結果を出していない方は、2度3度と同じミスをします。
望んでいない結果を何度も繰り返しだすこともあります。
実は、その差はどこから来ているのかといますと、
反省というフィードバックからなのです。
反省するときに効果的な方法は大きく2つです。
ますは、自分の本来の目的を振り返り質問をします。
◯目的に対して、今日の自分はどうだったか?
◯さらに良くなるために、改善するポイントがあるとしたら何か?
質問の内容は、目的に対しての振り返りと改善であれば、
自分にあった質問をしていけばいいのです。
ただし、最初は結果を出している人の質問のしかたを学びましょう。
交流分析やNLPのコミュニケーションなどを
学んで行くと、人間についていろいろと
洞察力が高まって行きます。
今回のお話では、コミュニケーションにおいて、
相手の話を深掘りする話です。
話を横に広げていくのもおもしろいのですが、
もしも、コミュニケーションをしている相手との
人間関係を深めていきたいとお考えでしたら、
話を深掘りすることが大切になります。
NLPを大阪で学んだ男性は、
コミュニケーションテクニックを学んでから、
相手の話を深く掘り下げるのが上手になるいました。
どうして、深堀するのがいいともいますか?
例えば、皆さんが自分のことを質問されていく中で、
気づいたら、深い話までしてしまったな。
という経験は無いですか?
自分のことを話すほどに、
相手に心を開いてしまっていませんか?
そこが大切なのです。
何をお話ししたいのかといいますと、
自分が普段、人に言えないことや言わないことを話した時、
話した相手に心を許してしまう傾向があります。
その時に感じる感覚は、
・安心感
・親近感
・一体感
・親密感
だったりします。
この感覚から信頼関係が生まれて、
その積み重ねと、その中で更に相手との
深い話をしていくと、人間関係が深まります。
ここで一つポイントがあります。
相手が心を開いて、いろいろ話してくれる時に、
こちらも自己開示をすると、話しやすい空気ができます。
これは人によります。
どういうことかといいますと、
どんどん話をしてくれる方も入れば、こちらが
自己開示することで、話してくれる人もいます。
今回のまとめです。
人間関係を深める、信頼関係を築くために、
少し、相手の話を深彫してみましょう。
ただし、もっと大切な事があります。
NLPを大阪で教えている先生が教えてくれました。
まずは、コミュニケーションにおける空気作りが大切です。
交流分析とNLPの話は続きます。
では、NLPのコミュニケーションについて、
今日は一緒に学んでいきましょう。
NLPでは、大きく3つの視点で相手を観察します。
それは何だと思いますか?
それは、視覚、聴覚、身体感覚を使った、
コミュニケーションの取り方です。
コミュニケーションを取っている相手が
どんなタイプや特徴をもっているのか?
そんなことを学んでいくことが出来るのです。
例えば、視覚ですが、
相手の非言語を視覚でも感じ取ります。
相手は無意識に、自分の本音を無意識の反応に
出しているからです。
コミュニケーションを取っている相手が、
どのような身体の使い方をしているかは、とても大切なことです。
さらに、どのような反応をしているのか?
どのような変化をしているのか?
続いて聴覚です。声の状態もさることながら、
相手の話している内容と、使っている「言葉」から学んでいきます。
最後に身体感覚です。
身体感覚ですが、相手の雰囲気を指します。
相手の感情や思考にフォーカスしたときに、
より一層、私たちはあいてのことを感じることが出来ます。
NLPでは、このような方法で、
相手のタイプや状態、特徴を観察していく方法があるのです。
それは、交流分析と同じで、
私たちが、相手を大切しながら、
質の高いコミュニケーションを取るための
手段でもあります。
ですから、コミュニケーションについては、
学びがつきないですね。
そして、人によっては難しく感じるかもしれませんが
少しづつ、実践したり、使ってみることが、
結果への一番の近道です。
交流分析やNLP、心理学などを学ぶ理由は何でしょうか?
ひとつだけ間違いなく共通しているのは、人間関係やコミュニケーションでの
活用が前提にあるということではないでしょうか?
これは、とても大切な事です。
ビジネス、仕事、人間関係、夫婦関係、恋愛などにおいて、
相手のことを知る、心を、満たすことなどは、とても大切な事です。
では、交流分析やNLPをつかう以前に大切な事がありますが、
それは一体なんだと思いますか?
実は、信頼関係が大切です。
しかし、もっと大切な事があります。それは、相手のことを大切にする。
そのような前提です。この相手の事を大切にする気持ちと、言動を身につけることで、
次のようなコミュニケーションや人間関係の成果を得ることができるようになるでしょう。
・相手の価値観を満たしてあげることができる
・本当の人間関係を築くことができる
・小手先の交流分析やNLPのラポールテクニックでは、
実は本当に深い、強い人間関係は築けないと知ることができる
つまり、どのようなことでしょうか?
このような人を知っている、会った、聞いたという方はいらっしゃいませんか?
交流分析やNLP、心理学などには詳しいのですが、小手先の人。
あるいは、感じはいいけど、深い話をしたこともないし、
それ以上の関係になるような気もしないし、興味もない。
小手先の人というのは、無意識に分かるんですね。
つまり、交流分析やNLPのラポールテクニックで、ある程度の信頼関係を築いたら、
それをきっかけに、会う回数、関わり方、価値観を満たすなどのことが大切になります。
そして、その前提になる大切なポイントが、相手のことを大切に考えていく気持ちと想像力なのです。
それができると、人間関係は確実に深まります。
今回からNLPのラポールテクニックについてのお話をするということでしたね。
ところで、NLPにしても交流分析にしても、学ぼうとする人はなぜそれを必要とするのでしょうか?
また、それを身につけることによって、どのような違いを身につけることができるのでしょうか?
では、後者のほうに関して一緒に考えていきましょう。
NLPや交流分析を学ぶことで何が得られるのか?
もちろん、細かく言えばたくさんあります。
しかし、もっと大きな視点で見ると何があるのでしょうか?
それが「結果の違いを生み出す、小さな違い」なのです。
ちょっとした違いは、大きな結果の違いを作ります。
仕事においては、NLPや交流分析だけでなく、何か人間心理についての鋭く、深い洞察をすることが出来る人は、
確実に他とは差をつけることになります。
それは、皆さんも想像できるところでしょう。
そして特に人間関係においての洞察やコミュニケーションのポイントを押さえるということは、人生を豊かに可能性を高めてくれることはあっても、自らチャンスを見落とすことにはつながりません。
NLPを名古屋で受講した男性は、NLPで人間の心理を知ってから、自分がいかに人の空気を読めていないのか。ということに気づくことができたそうです。人は自分の話を聞いてほしい。誰かに認めてもらいたい。などの欲求を強く持っている。そんなことを知るだけでも、日常の自分の人間関係の取り方が変わってきます。
人間心理に付いて、洞察や考察を深めるほどに、人生を豊かにできる可能性が広がっていく。
そんなことが実際に世の中では起きているのです。その違いを少しずつ探して身につけてみるのも、素晴らしいことかもしれません。
交流分析とはいったいどういう意味か?
何も「NLPと関係が・・・」といった内容を詳しく説明したいのではなく。
交流分析の文字から、交流について分析することとなりますね。
では交流を分析するとは?
交流とは、もちろんNLPでも重要なコミュニケーションのことです。
その中で何が起きているのか分析することが交流分析と言えるでしょう。
NLPにおいてコミュニケーションというと、有名なNLP技術がラポールです。
ただラポールにもいくつかのNLP技術があり、例えばリフレーミング。
リフレーミングとは、嫌なことでも考え方を変えて良いことと思いなおすことで、例えば上司から叱られてもその上司は自分を鍛えるために叱っているのだと考え直します。
そのNLP技術は、人によっては根拠の無いポジティブ思考だと思うかもしれませんが、交流分析と合わせることによって、さらに良いコミュニケーションが可能となることでしょう。
交流分析はあくまでも分析するだけですが、上司が何故自分を叱っているのか、自分に何を求めているのかが判ります。
そしてNLPでは根拠のあるポジティブ思考へとNLP技術で変換できるのです。
交流分析はNLPを確実にするものであり、NLPは交流分析を活用するものと言えるのではないでしょうか。
NLPは実践してこそのNLP。
相手を知らなくてはNLPは確実性が低いものです。
そのため、NLPセミナーなどでNLPを学ぶに交流分析の要素も含まれているのでしょう。
交流分析が学問だとすると、NLPは実践的心理学です。
ただ知るだけではNLPに詳しいとは言えないのと同じように、NLPは実践出来なくてはNLPを知っているとは言えません。
同様に、NLP技術だけを知っていても、交流分析などその根拠を知らなくてはNLPが出来るとは言い難いもの。
それらを証明しているのが、今まさにNLP協会認定NLPトレーナーや、NLPで成功した起業家たちなのですね。