交流分析・・・PACモデルの利用方法
交流分析の専門家でなくとも、PACモデルさえ知っていればそれを利用することができます。
人間である以上悩みは尽きないものですが、あまり悩みに振り回されないためにはおすすめの利用方法です。
例として、友人との待ち合わせで相手が遅刻しているとしましょう。
そのときあなたは友人に対してどう思いますか?
「病気や事故なんてことになってなきゃいいけど・・・」と心配するでしょうか。
「約束の時間にこないなんてなんてやつだ!」と憤慨するでしょうか。
「待ち合わせの場所を間違っているのかも・・・」と不安になるでしょうか。
これら湧き起こった感情は何が良くて何が悪いということはありません。
感情の善し悪しを問うのではなく、これらがPACモデルのどれに当てはまるのかを考えるのです。
上記の例の1番目ならNPといったふうにです。
この交流分析を行う際の注意ですが、善し悪しの判断をして、今後直していこうとはなるべく思わないようにしましょう。
自責の念を抱くとストレスになって、せっかくの交流分析も逆効果となってしまいます。
AC値が高くFC値が低い人は注意が必要です。
これは奔放さが少なく自己表現が苦手なことを表しており、心の病気にかかりやすいとされています。
対処法として、会話の際に「うわー!」とか「へぇー」など感嘆詞を多く使うとよいでしょう。
また、交流分析の実践と同時進行すると効果があるのが、NLPセラピーです。
NLPも自己実現や対人関係に深く関わる心理療法で、nlp理論には交流分析と近いものがあります。
興味を持ってNLPを学ぶだけでも、効果のほどが分かるかと思います。