与えることで得られる人間関係のストローク
与えることで得られる人間関係のストローク。
交流分析を学んでいくと、ストロークについて教わります。
ストロークとは、人間が生きる上で必要な心の栄養です。
ここでは、交流分析のストロークをNLPのものの見方を使い紐解きます。
まずは、ストロークについてご紹介します。
ストロークはプラスのストロークとマイナスのストロークがあります。
どちらも、心の栄養です。
人は生きていく上で、心の栄養が不可欠です。
心の栄養は自分でも作れますが、人との関わりで得ることが多く、強いです。
NLPでは、自己重要感と呼びます。
「人は自分の存在を認められたい」
「人は自分の存在をや人に認められたい」
という欲求を強く持っています。
交流分析のストロークやNLPの自己重要感は人間関係に大きく影響します。
それは、自己重要感の満たし方にあります。
無意識に自分の自己重要感を満たすために、人がやりがちな行動があります。
例えば、自分で自己承認するために、何をしていますか?ということです。
マイナスのストロークとは、マイナスのアプローチによる自己承認を得ることです。
自分を大きく見せたり、他人を下にした言動を取ったり、様々なものです。
多くの場合、このように自己重要感を満たしても、心が荒んでいきます。
ですので、プラスのアプローチで自己重要感を満たすのが健全です。
交流分析の人生脚本、NLPのビリーフが言動に影響を与えています。
人生脚本やビリーフを書き換えることで、マイナスのアプローチを変えることができます。
もちろん、意識的に変えられる人も多々存在しています。
では、もっとも自己重要感を満たすものは何でしょうか?
「他者からの承認です」
例えば、あなたなら、誰かの自己重要感を満たすために何をしますか?
一番は、「みとめ、ねぎらい、ほめる」です。
交流分析のストローク、NLPの自己重要感は、「みとめ、ねぎらい、ほめる」で満たします。
この時に、NLPのものの見方を使います。
NLPには、ニューロ・ロジカル・レベルがあります。
重要なことは、人の自我に一番影響を与えているのは、自己認識です。
つまり、「みとめ、ねぎらい、ほめる」というのは、相手の能力や行動ではなく、
存在そのものに向けることが大事です。
人の自己重要感を満たす人は、その行為で自分も満たされます。
そして、そういう人には、関わる人からの「みとめ、ねぎらい、ほめる」が待っています。
与えることで得られるというのは、そういう意味があります。